ビジョン


 
私たち土佐山アカデミーは、 高知市の源流域である中山間地「土佐山(旧土佐山村)」を拠点として 「人が自然の一部として生きる文化を育む」というミッションの実現に向けて 「学びの場づくり事業」「つながりづくり事業」「文化・社会づくり事業」  といった事業を実施しています。
 
世界に先んじて人口減少期に突入した日本は、それと併せて少子高齢化、地域の過疎化、自然環境の減少・悪化など多くの課題に直面しています。また、都市部への人口一極集中や貨幣経済を中心とした生活文化の均一化が進み、本来地域が持っている独自の文化風土が失われ、それを受け継ぐ次世代が不足している状態です。

 

こういった様々な問題を抱える中、2011年3月11日に起きた東日本大震災は、多くの命を失ったと同時に、今を生きる私たちにとって大きな節目となりました。
これまでよしとされてきた暮らしのあり方、働き方、生き方、様々な価値観が大きく揺れ、自然を前に人間の力の小ささを実感しました。今こそ、この時代の変わり目を生きる私たちが、自然の一部である人間の生き方を見つめなおし、次世代に繋ぐべき新たな文化を育み、それを受け継ぐ次世代を育てていく必要があります。そのために、私たちは、高知市を流れる清流・鏡川の源流域に位置する土佐山地域を舞台に、これからの暮らしや社会のあり方を考え、具体的に行動していける人材を育てる「学びの場」づくりに取り組みたいと考えます。

 

土佐山地域に長年受け継がれてきた豊かな自然環境や「社学一体」をはじめとする教育理念、日々の暮らしの中で育まれてきた生活様式、自然と寄り添って暮らす知恵や伝統文化などは、どれも地域が誇るべき財産であるばかりでなく、自然との接点を失い、その様々な歪みを経験している現代人に数多くの示唆を与えてくれるものであります。
私たちはそうした土佐山の財産にあらためて価値を見いだし、それらを最大限に活かした学びの場を創出していきたいと考えます。

 

また自然の中で調和しながら生きる力を培うために、人々が集い、学ぶ場として、土佐山に新たな魅力が加わることで、“人づくりから始まる持続的な地域のモデル”につなげていきたいと考えます。

トップページへ戻る

土佐山アカデミー