【土佐山Deep Tourism】土佐山に、深く入り込み、深く学べる旅を作る。
2022年12月、24カ国、44都市、165日間の世界一周旅行から帰国したポールこと永野広志さんを講師にお迎えして、土佐山のDeepな旅をつくるワークショップ。
4月〜来年3月までの月1回/全12回(予定)開催で、ポールと参加者の皆さん、そしてアカデミースタッフで土佐山の各所へ足を運び、1年かけて土佐山ツアーを完成させる企画です。
これまでに、弟子入りというコンセプトと、「YUZUツアー」、「MIZUツアー」、「NOMUツアー」、「SUMUツアー」という4つのコースが見出されました。
毎回の実施レポは、ポールが写真と共にnoteに投稿してくれています!
1回目は「MIZUツアー」として、土佐山のいくつかの水源を巡り、
2回目は「MIZUツアー」として、源流点の水でコーヒーを入れるツアーが生まれ、
3回目は「SUMUツアー」として、草刈りマスターズTRIALを行い、
4回目は、前半戦の集大成として、土佐山BBQキャンプを実施し、
5回目は、地域イベントとのコラボ企画として、菖蒲洞探検ツアーに出かけ、
6回目は、「NOMU」と「SUMU」の草刈りマスターズを開催しました。
1〜3回のまとめはこちら。
第7回目となる今回のテーマは、「里山」。
ご存知でしょうか?
日本の森林率は70%で、世界第三位(OECD加盟国)。
その日本の中で、高知県の森林率は84%で全国第一位です。
そんな高知県において、中山間地域*の割合は93%に達しますが、人が手を入れて活用しているいわゆる里地里山は、減少の一途を辿っています。
人の手の入った里山は、農林漁業はもちろんのこと生物多様性にとっても大変重要な存在です。にも関わらず、高知県の少子高齢化率は全国第二位であり、林業はおろか草刈りの担い手すら不足している状況です。
そこで今回は、もともと牧野植物園の分館として整備されていた『土佐山夢産地パーク』の森をに入ってみます。植生全体やひとつひとつの草花の在り様、里山として維持するための間伐・剪定・草刈り・道作り等を学びながら、里山の旅を考えてみたいと思います。まずは、ご自身の身近な森に興味を持ち、手入れをし、森で遊べるようになりましょう!
中山間地域*とは・・・食料・農業・農村基本法第35条においては、「山間地及びその周辺の地域その他の地勢等の地理的条件が悪く、農業の生産条件が不利な地域」を「中山間地域等」として規定しています。国土の保全、水資源をたくわえるなど多くの機能を持っていて、私たちの生活を守る上で大切な地域です。
〜 概 要 〜
行 程
2023年10月29(日)10:00-15:30
10:00 集合・オリエンテーション・準備
10:30 里山にある、森の整備を習う
12:00 昼食
13:00 自分の森を作る
(エリアを決めて午前中習ったことを実践)
14:00 森で遊ぶ
(のんびりする、コーヒーを飲む、薪割りetc…)
15:00 振返り
15:30 終了・解散
※天候・進行状況等により、時間変更の場合がございます。あらかじめご了承ください。
2023年10月27日(金)18:00
*先着順で定員になり次第締め切ります。
10名(満席 / キャンセル待ち受付中)
*2名様以上でご参加の場合も、1名様ずつ申込みをお願い致します。
1,500円(昼食代・イベント保険加入料 等)
オーベルジュ土佐山の温泉半額利用券♨(800円が400円に!)
汚れてもいい動きやすい服装(長袖・長ズボン)・軍手・タオル・虫除けグッズ・水筒等の水分補給できるもの。
〜 今回の達人たち 〜
里山づくりの達人:大﨑裕一さん
土佐山高川地区生まれ、久万川地区在住
一社)夢産地とさやま開発公社業務執行理事
『土佐山夢産地パーク』指定管理者
自然の中で育ち、木渡など山遊びが得意。
土佐山の山や植物に関する知識も豊富。
穏やかな人柄からは想像もつかない強靭な体力の持ち主で、時間と労力を惜しまず知識や技術を伝え続けている。
土佐山アカデミーは「地域の課題を資源と捉え、教材に変えて学びの場をつくる」という考え方のもと、イベント・ワークショップ・研修事業などを展開しています。
※キャンセルポリシー:前日キャンセル50%、当日キャンセル100%ご負担いただきます。
※この事業は助成を受けて実施しています。
※天候等により、プログラムが変更になる場合があります。