土と炎に触れる、七輪陶芸終了

開催: 2013年6/14(金)・6/15(土)

七輪陶芸
 
窯が無くても、ご自宅でできる陶芸の手法がある事をご存知ですか?
 
その名も七輪陶芸。名前から分かる通り、七輪で陶器を焼く陶芸です。
このワークショップでは、茶碗や箸置きなど、ご自分で一から形づくった品々を、七輪と土佐山の炭を使って焼き上げます。
 
七輪陶芸の特徴は、窯で焼く陶芸と違い、真っ赤に焼ける土の様子を見る事ができるところ。
炭から染み出る天然の釉薬(ゆうやく)が、予想できない色や模様を浮かび上がらせてくれるのもその醍醐味です。
 
一度火の扱い方を覚えれば、ご自宅でも継続して取り組めてしまうこの七輪陶芸。
日頃は触れる機会の少ない、土と炎に触れながらのものづくりと、そこから見えてくるこれからの豊かな暮らしのあり方を、お楽しみ下さい!
 
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「炭」について

かつては私たちの暮らしに欠かす事の出来なかった炭。
日常的に山に手を入れ、計画的に木を伐り出す事で再生可能な資源となる森林から、効率良くエネルギーを取り出すために考えられた「炭焼き」は、先人の叡智の結晶とも言えるものです。
 
しかし、地域の天然資源を活用したこの木質のエネルギー源は、化石燃料の普及とともに、私たちの日常生活から姿を消してしまいました。
土佐山アカデミーでは、この炭の持つ価値を見つめ直し、かつては炭焼きの村であった土佐山地域に伝わる炭文化や、その知恵と技を次の世代へと繫げるべく、火やエネルギーを巡る様々なプログラムを展開しています。
 
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講師:西岡謙一さん
西岡燃料株式会社代表取締役社長。「土佐炭道」(とさたんどう)の楽しさをひろめるべく幅広く活動中。炭焙煎の珈琲を振る舞いながら、定期的に開催している「土佐炭炭カフェ」は、コミュニティスペースとして毎回多くの人が集い、炭の良さを語り合う場となっています。炭火の着け方、燃やし方、あぶり方、消し方、炭陶芸を始めとする、炭の様々な活用法などに精通しており、炭のプロとして様々なメディアでも紹介されています。
 
日程:6/14(金) 「器づくり・乾燥」 13:30~15:00
6/15(土) 「焼き上げ」 10:00~15:00
 
場所:土佐山夢産地パーク交流館「かわせみ」(高知市土佐山桑尾1856-1)
 
受講料:3,500円(両日参加)
 
※乾燥させる時間を充分に取った方が、より良い仕上がりになるため2日間に渡って開催しますが、1日目に参加できない場合は2日目の午前中に器づくり、午後に焼き上げという事も可能です。お申し込み時にその旨お伝え下さい。
※両日参加、1日参加とも、全てがひび割れなど無しに、完全に仕上がる事を保証するものではありません事を予めご了承下さい。
 
遠方からお越しの方へ
土佐山での宿泊(素泊まり・相部屋、500円/1泊)をご希望の方は、お申し込みの際、[ご意見・お問い合わせ]欄に、【宿泊希望】と明記ください。
 
土佐山までの交通手段確保が難しい方へ
プログラム開始時間より40分前に、JR高知駅にご集合いただくことも可能です。高知駅集合を希望される方は、お申し込みの際、[ご意見・お問い合わせ]欄に、【高知駅集合希望】と明記ください。