土佐山 旅づくりワークショップ vol.2終了

開催: 2023年5月28日(日)10:00〜15:00 ※満員御礼

水”を扱う達人に弟子入り!
【源流を味わう。鏡川源流点ファーストドロップコーヒーツアー
についてみんなで考え、実施してみませんか?

鏡川源流域に位置する土佐山。その中でも川の一滴目となる「源流点」へご案内します。そこで、地域の方のお話を聞き、山や水との付き合い方を学びながら水を汲み、コーヒーを淹れ、みんなで旅を作りましょう!

土佐山 旅づくりワークショップは、4月〜来年3月までの月1回/全12回(予定)開催で、ポールと参加者の皆さん、そしてアカデミースタッフで土佐山の各所へ足を運び、1年かけて土佐山ツアーを完成させる企画です。
実際に旅の一部を体験していただいたあとは、その時間を振返りながら旅づくりのための意見交換やアイデア出しをしていきます。

開催日時
行程

2023年5月28日(日)10:00〜15:00
 
10:00〜 挨拶・オリエンテーション
10:30〜 鏡川源流点に向けて出発
11:00〜 源流点で地域の方からお話を聞く(地域の達人)
    水を汲む・水質を調べる
12:00〜 鏡川源流点ファーストドロップコーヒーで
    サンドイッチランチ(コーヒーの達人)
13:00〜 夢産地パーク交流館 かわせみ に向けて出発
13:30〜 旅の検証とブラッシュアップ
15:00  終了・解散 
※天候・進行状況等により、時間変更の場合がございます。あらかじめご了承ください。

〜 今回の達人たち 〜

旅の達人:ポール(永野広志)さん
1982年京都生まれ。コピーライター/クリエイティブディレクター。顔がポールっぽいのでポールと呼ばれています。#2022年ふつうの旅 という世界一周旅行を半年間して写真と文を書き、そこで出会ったノンアルコールドリンクを渋谷某所のバーで出しています。
 ポートフォリオnote

 コーヒーの達人:林竜哉さん
東久万にある「小さな自家焙煎コーヒー屋 COFFEE plus+」店主で日本スペシャルティコーヒー協会認定コーヒーマイスター。
「今日もおいしく、心地よく。」をモットーに、それぞれの豆の個性と、そのコーヒーを飲んでくれる人の嗜好や暮らしを繋ぐことを心がけて焙煎しています。鏡川源流点の水をいただく旅、コーヒーもおいしくなーれ♪

地域の達人:山本優作さん
鏡川源流点が位置する土佐山菖蒲地区出身。現:菖蒲地区長。
旧:土佐山村の役場職員時代から長く有機農業に携わり、高知県有機農業研究会・オーガニックフェスタ・高知市有機市民農園の運営に深く関わってきました。鏡川の源流である土佐山を、孫の代に誇りを持ってわたせる地域にしていこうと、環境に負荷をかけない有機農業を推進しています。

〜 概 要 〜

申込締切

2023年5月27日(土)18:00
*先着順で定員になり次第締め切ります。

定  員

5名様
*2名様以上でご参加の場合も、1名様ずつ申込みをお願い致します。

料  金

2,000円(コーヒー・サンドイッチ代含む)

特  典

オーベルジュ土佐山の温泉半額利用券♨(800円が400円に!)

持 ち 物

汚れてもいい服装・軍手・タオル・飲み物・必要な方はマスク・お気に入りや憧れの旅にまつわるネタ(情報 / 書籍 / パンフレット / 写真 / MAPなど参加者で共有できるもの)

〜参加申込〜

お名前
Eメール
電話番号
ご住所
年齢
予期しない問題が発生しました。後でもう一度やり直すか、他の方法で管理者に連絡してください。

土佐山アカデミーは「地域の課題を資源と捉え、教材に変えて学びの場をつくる」という考え方のもと、イベント・ワークショップ・研修事業などを展開しています。

※キャンセルポリシー:前日キャンセル50%、当日キャンセル100%ご負担いただきます。
※この事業は助成を受けて実施しています。
※天候等により、プログラムが変更になる場合があります。

〜前回のレポート〜

前回4月開催の【旅づくりワークショップvol.1】では、山姥の滝・ゴトゴト石・土佐山 都積地区の水源などをめぐりました。地域の方にお話を伺ったり観光をしながら、それぞれの場所で水を汲み、拠点施設に戻ってから実際に訪れた場所について「ダメだし発想法」で旅のアイデアを作ってみました。

同日夜に開催した【non alcohol bar in tosayama #01】では、3箇所で汲んで来た水から煮出した昆布出汁を飲み比べ、白米を炊き分けておむすびを食べ比べる、いわゆる「利き水」を実施しました。

◎ワークショップの詳細については、ポールのレポートも参照ください!

「ダメだし発想法」では様々な面白いアイデアが出ました。
特に興味深かったのは
・実際にフィールドに出て、水を飲み比べるような、好奇心に訴えかけることが大切
・地域の方や専門家の知見が旅をより面白くする
・珍しいものを見るだけではなく、旅に来た人と地域がWin-Winになる旅を作る
・そのためには、地域側の課題を伝えることが必要でそのための有効の方法がストーリーである
などなど、大切なことに改めて気づけたこと。
これは土佐山Deepツーリズムの原則とも言えるものです。

ワークショップの翌日、vol.2に向けてポールとスタッフとで、今後の進め方について作戦会議。
ここまでの様々な気づきも踏まえ「土佐山の地域やストーリーなどを理解しつつ、deepな体験をするためには、『弟子入り』という概念がマッチするのでは」という仮説が生まれました。
Vol.2は、この「弟子入り」という概念と、導き出した土佐山Deepツアーの原則を踏まえつつ、テーマは「水」にこだわって進めていきたいと思います。

〜 土佐山辞典 〜

山姥の滝
鏡川源流の名勝。土佐山の桑尾集落の水源のひとつ。この度、景観整備を地域住民で行ったことにより滝が見えるようになり、周辺に柚子・紅葉・桜なども植えられた。山姥が住むと言われる大きな岩もある。地域の水源のひとつであることを意識し、この滝やこの景観を作り守ってきた人と自然との関係性を考えながら、体験してほしい。

          整備前                      整備後

ゴトゴト石
鏡川源流の名勝。山姥の滝のすぐ近くにある。ゴトゴト揺すっても落ちそうで落ちない様子にあやかり、受験シーズンにはたくさんの人が訪れる。2022年、心無い人にジャッキ等で石の向きを変えられてしまい、全くゴトゴト揺れない状態になってしまっている。1日も早い復旧を望む。