春の花びら染め
冬から春にかけて花を咲かせる椿(つばき)。古くから油料や染料としても使われ、日本人の暮らしと関係の深い植物です。その花びらから色をいただきます。日頃は見るだけの花も、触ったり、ちぎったりすることで、いつもは気づくことのない花の細部の美しさや香りを感じることができるでしょう。あなたの手の中で、花びらの色がシルクのハンカチへと移り変わっていく様をお楽しみください。
< プログラム内容 >
会場近くの椿の木から、花だけを採取します(こちらで事前に用意している花も使用します)。そして、椿の花から花びらだけを取り、手でもみながら、花びらの色素を水に溶かします。その液を使ってシルクのハンカチを染めていきます。花に触れたり、花びらをちぎったりすることで、「花の内側ってこんな風なの?」と、いつもとは違った花の一面に出会えると思います。
日頃、花木を眺めるよりもっと近くで、植物を五感で感じ、私たちの暮らしに彩を与えてくれるのが、草木染めの醍醐味です。
ご自宅に椿の木がある方は、花をお持ちいただき使用することもできます。
< 概要 >
会場:土佐山アカデミー 高知市土佐山桑尾 1856-1 (土佐山夢産地パーク交流館・かわせみ)
定員:15名
参加費:2,000 円(シルクのハンカチ1枚、その他材料費込・税込)
持ち物・服装:エプロン、ハンドタオル、汚れても良い服装
寒い時期ですので、暖かい服装でお越しください。
お申込み:E-mail: contact@tosayamaacademy.org 、又はお電話で、お名前、お電話番号をお知らせください。
申込み締切:3月3日(木)
※天候等により、一部プログラムが変更になる場合があります。
※写真はイメージです。
※この事業は助成を受けて実施しています。
春の花びら染め終了
開催:
2016年3月5日(土)13:00-15:30